BMW 320iはどんなモデル?184psエンジンと318iとの差

夕方の高速道路を走る濃紺のスポーツセダン

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3シリーズを選ぶ時、真ん中の320iが気になっている方も多いはずです。

『318iと何が違うの?』『昔の320i Luxuryとは別物?』と迷いますよね。

結論から言うと、320iは318iと同じ2.0Lターボを184psまで高めたモデルです。燃費のカタログ値と税金は318iと同じで、加速に余裕が欲しい人に合う、3シリーズの中心のモデルなんです。

この記事では、320iのスペックと、ほかのモデルとの違いが数字で分かります。

目次

BMW 320iはどんなモデル?

320iは、現行3シリーズ(G20セダン/G21ツーリング)のガソリン車で、318iの一つ上にあたるモデルです。グレードは320i M Sportと、黒い加飾の320i Edition Shadowがあります。

先に結論
  • エンジンは2.0L直4ガソリンターボ(1,998cc)で、184ps/300Nm
  • 価格はセダン734万円、ツーリング784万円(2026年7月以降モデル)
  • 燃費はWLTCモード13.0km/Lで、318iと同じ
  • 自動車税は年36,000円、燃料はハイオク

2019年3月に現行型が日本で発売された時、最初にそろっていたのは320iと330i M Sportでした。320iは、現行型の最初から続くモデルでもあるんです。

価格の320iは自動車メディアに載っている2026年7月モデルの値です。Edition Shadowは同じエンジンのM Sportと同じ価格になっています。

320iのエンジンとスペック

ここからは、320iのスペックを公式の主要諸元(2026年3月生産分)で並べていきます。

項目320i セダン320i ツーリング
価格(2026年7月以降モデル・税込)734万円784万円
エンジン型式B48B20AB48B20A
エンジンの種類直列4気筒ガソリンターボ同じ
総排気量1,998cc1,998cc
最高出力(馬力)135kW(184ps)135kW(184ps)
最大トルク300Nm300Nm
トランスミッション8速AT8速AT
駆動方式後輪駆動後輪駆動
全長×全幅×全高4,720×1,825×1,440mm4,720×1,825×1,450mm
ホイールベース2,850mm2,850mm
車両重量1,550kg1,620kg
荷室容量480L500L(後席を倒すと1,510L)
最小回転半径5.3m5.4m
燃料/タンク容量ハイオク/59Lハイオク/59L
車両型式3BA-5F203BA-6K20
320iのエンジンと主なスペックをまとめた図解

排気量は1,998ccなので、自動車税は1.5L超2.0L以下の区分で年36,000円です。全モデルが8速ATで、マニュアル車はありません。

燃費のカタログ値

燃費はWLTCモードで13.0km/Lです。走る場面ごとの値も見ておきましょう。

モード320i(セダン/ツーリング)
WLTCモード13.0km/L
市街地モード9.9km/L
郊外モード13.0km/L
高速道路モード15.0km/L
JC08モードセダン15.8km/L、ツーリング15.1km/L

街中では10km/Lを切るのがカタログ値でも出ています。信号の多い道が中心なら、燃料代は少し多めに見ておくといいですよ。

日本向けの184psとはどういうこと?

自動車メディアでは、320iのエンジンは日本向けに合わせた184ps仕様とされています。同じB48B20A型でも、318iは156ps、320iは184psと出力を変えているんです。

実は、PHEVの330eに積まれているエンジンも、エンジン単体では135kW(184ps)/300Nmです。モーターと合わせたシステム合計では292psになります。

ターボの2.0Lで「馬力」を見る時のコツ

ターボエンジンは、最高出力(ps)だけでなく最大トルク(Nm)も見ておくと走りのイメージがつかみやすくなります。320iは318iよりトルクが50Nm大きく、踏み込んだ時の力強さに差が出やすいんです。

318i・320d xDrive・M340i xDriveとの違い

320iを選ぶかどうかは、上下のモデルと比べると判断しやすくなります。

318iとの差

まずは一つ下の318iです。エンジンの型式も排気量も同じで、車両型式もセダンはどちらも3BA-5F20です。

項目318i320i差
セダン価格688万円734万円46万円
ツーリング価格716万円784万円68万円
最高出力156ps184ps28ps
最大トルク250Nm300Nm50Nm
車両重量(セダン)1,540kg1,550kg10kg
WLTCモード燃費13.0km/L13.0km/Lなし
自動車税年36,000円年36,000円なし
318iと320iの価格と出力の差を示した図解

燃費と税金が同じなので、毎年かかるお金はほとんど変わりません。違いは「最初の46万円(ツーリングなら68万円)」と「踏み込んだ時の余裕」です。

『46万円も出すほど違うの?』と思いますよね。

高速道路の合流や長い上り坂、4人乗りの遠出が多いなら、差を感じやすい場面です。街乗り中心なら、318iで十分と感じる方もいます。

318iの詳しい特徴はBMW 318iはどんなモデル?で見ています。

320d xDrive・M340i xDriveとの差

次は上のモデルです。320d xDriveはディーゼル、M340i xDriveは直6ガソリンで、どちらも4WDになります。

項目320i320d xDriveM340i xDrive
セダン価格734万円778万円992万円
エンジン2.0L直4ガソリンターボ2.0L直4ディーゼルターボ3.0L直6ガソリンターボ
最高出力/最大トルク184ps/300Nm190ps/400Nm387ps/500Nm
駆動方式後輪駆動4WD4WD
車両重量(セダン)1,550kg1,670kg1,730kg
WLTCモード燃費13.0km/L15.6km/L10.6km/L
燃料ハイオク軽油ハイオク
自動車税年36,000円年36,000円年50,000円
最小回転半径(セダン)5.3m5.7m5.7m

320iと320d xDriveの差はセダンで44万円です。320d xDriveはトルクが400Nmと大きく、燃費も良くて燃料は軽油なので、長距離を走る方には魅力があります。

一方で、320iは後輪駆動で車体が軽く、最小回転半径は5.3mと小さいんです。狭い道や駐車場での取り回しは320iのほうが楽に感じやすいですよ。

320iを選ぶ理由
  • 318iより力に余裕があり、燃費と税金は同じ
  • 320d xDriveより44万円安く、小回りが利く
  • 後輪駆動で車体が軽い
ほかを選んだほうがいい場合
  • 価格を一番に考えるなら318i
  • 年間の走行距離が長いなら320d xDrive
  • 雪道や4WDが必要なら320d xDriveかM340i xDrive

ディーゼルの手間や燃料代は320d xDriveのディーゼルは買い?で詳しく見ています。

「320i Luxury」や「320i SE」は今もある?

検索すると「320i Luxury」や「320i SE」という名前も出てきますよね。結論から言うと、どちらも過去のグレード名で、今の新車にはありません。

現行の3シリーズは、2024年10月の改良で全車がM Sport系にまとまりました。今の320iは、M SportとEdition Shadowの2つです。

時期320iセダンのグレードと価格(税込)
2019年3月 発売時320i SE 452万円/320i 523万円/320i M Sport 583万円
2022年9月 改良時320i Exclusive 646万円/320i M Sport 646万円
2024年10月 改良時320i M Sport 690万円
2026年7月以降320i M Sport/Edition Shadow 734万円
中古で探す時の注意

「Luxury」や「SE」「Exclusive」は、今の新車にはない名前です。中古車でこうした名前の320iを見かけたら、年式と世代(現行G20か、一つ前のF30か)を確かめてみてください。同じ320iでも、年式によって装備や内装がかなり違います。

例えば、2022年9月より前の320iは、メーターとナビの画面が別々でシフトレバーがあります。改良後はカーブド・ディスプレイになり、シフトレバーがなくなりました。

M Sportが今どんな位置づけなのかは、3シリーズのM Sportとはで旧グレードとの違いも含めて見ています。

320iが向いている人

ここまでの数字から、320iが合う人をまとめてみます。

320iが向いている人
  • 街乗りも高速もバランスよく使う
  • 318iの加速だと少し物足りなさそうと感じる
  • 燃費と税金は318iと同じ水準に抑えたい
  • 後輪駆動の軽さと小回りを大事にしたい
  • ディーゼルやPHEVの手間はかけたくない

3シリーズの中で、価格・走り・維持費のバランスを取りやすいのが320iです。迷ったら、まず320iを基準にして、上下のモデルと比べてみるのも一つの方法ですよ。

320i Edition Shadowという選択肢

2026年2月に加わったEdition Shadowは、320iのセダンとツーリングにも設定されています。価格は320i M Sportと同じです。

キドニー・グリルやテールパイプが黒になり、3シリーズで初めてのBMW Individual 19インチホイールが付きます。タイヤは前225/40R19、後ろ255/35R19で、M Sportの標準225/45R18より太く大きくなるんです。

『同じ値段なら、Edition Shadowのほうが得?』と感じる方もいるかもしれません。見た目が好みなら選びやすい一方で、19インチはタイヤ交換の費用が上がり、公式の注記ではスノー・チェーンも付けられません。

雪の多い地域に住んでいる方は、スタッドレスタイヤの準備まで含めて考えてみてください。特別仕様車の違いは3シリーズの特別仕様車で比べています。

セダンとツーリング、320iならどっち?

320iの場合、ツーリングはセダンより50万円高くなります。318i(28万円差)や320d xDrive(32万円差)より差が大きいので、ここは迷うところですよね。

セダンのトランクは480Lで、ツーリングは500L、後席を倒すと1,510Lです。ゴルフバッグやベビーカー、自転車をよく積むならツーリングの広さが生きてきます。

荷室の使い勝手はツーリングとセダンの選び方で詳しく見ています。

グレード全体の並びは3シリーズのグレード一覧で確かめられます。

実際の総額は、オプションや付属品、値引きで変わります。318iや320d xDriveと同じ条件で見積もりを並べると、自分に合うモデルがはっきりしてきます!

値引きの相場や交渉の順番は3シリーズの値引き相場と交渉の順番にまとめています。

BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、BMW 3シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

BMW 320iの排気量と馬力は?

排気量は1,998cc、最高出力は135kW(184ps)、最大トルクは300Nmです。2.0Lの直列4気筒ガソリンターボで、318iと同じB48B20A型のエンジンです。

320iはターボですか?

はい、ターボです。現行の3シリーズのガソリン車は、318i・320i・330eが2.0L直4ターボ、M340i xDriveが3.0L直6ターボです。

320iのツーリングのスペックはセダンと違いますか?

エンジンと燃費は同じです。ツーリングは全高が1,450mmで10mm高く、車両重量は1,620kgで70kg重くなります。荷室は500Lで、後席を倒すと1,510Lまで広がります。

320iに4WDはありますか?

現行の320iは後輪駆動だけです。4WDが欲しい場合は、320d xDriveかM340i xDriveを選ぶことになります。

320iはハイオクですか?

はい、公式の主要諸元では無鉛プレミアム(ハイオク)指定です。燃料タンクは59Lです。

まとめ

この記事の要点
  • 320iは2.0L直4ガソリンターボ(1,998cc)で184ps/300Nm
  • 価格はセダン734万円、ツーリング784万円(2026年7月以降モデル)
  • 燃費(WLTC 13.0km/L)と自動車税(年36,000円)は318iと同じ
  • 318iとの差はセダンで46万円、320d xDriveとの差は44万円
  • 「Luxury」「SE」「Exclusive」は過去のグレード名で、今はM SportとEdition Shadow
BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 3シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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