BMW 3シリーズとX3の違い|セダン・ツーリングとSUVで迷ったら

郊外の駐車場に並ぶステーションワゴンとSUV

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3シリーズにするか、それとも流行りのSUVのX3にするか。BMWを選ぶ時、ここで手が止まる方は多いですよね。

結論から言うと、走りの軽さと燃費、駐車場の入れやすさなら3シリーズです。目線の高さと、雪道や段差への強さを重視するならX3が合いやすいです。

荷物の多さで迷っているなら、3シリーズのツーリングも一度見てみてください。

この記事では、3シリーズの数字を基準に、X3やX1と比べる時に見るべき点が分かります。

目次

3シリーズとX3はどんな関係?

『X3って3シリーズのSUV版なの?』と思う方もいるかもしれません。

名前の「3」は同じクラスを表していて、そう考えて大きく外れてはいないんです。

BMWは、SUVのことを「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼んでいます。X3は、3シリーズと同じクラスのSAVという位置づけですね。

先に結論
  • 運転の楽しさ、燃費、立体駐車場への入れやすさなら3シリーズ
  • 目線の高さ、乗り降りのしやすさ、雪道の安心感ならX3
  • 荷物が多いだけなら、3シリーズ ツーリング(荷室500L)も候補
  • 予算を抑えたSUVなら、ひとつ下のクラスのX1という選択肢もある

X1は、X3よりひとつ下のクラスのSAVです。3シリーズとX1で迷う方もいるので、この記事では両方に触れていきます。

価格はどれくらい違う?

まず予算の話ですよね。3シリーズの価格を出しておきます。

3シリーズ(2026年7月以降モデル・税込)セダンツーリング
318i M Sport/Edition Shadow688万円716万円
320i M Sport/Edition Shadow734万円784万円
320d xDrive M Sport/Edition Shadow778万円810万円
330e M Sport889万円設定なし
M340i xDrive992万円1,027万円

X3とX1の価格は、時期とグレードで変わります。BMWの公式サイトで最新の価格表を見て、同じ駆動方式・同じくらいのエンジンどうしで比べるのがおすすめです。

というのも、3シリーズの318i・320iは後輪駆動です。4WDのSUVと比べるなら、3シリーズ側も4WDの320d xDriveやM340i xDriveを並べた方が、公平な比べ方になります。

価格を比べる時に見ること
  • 後輪駆動か4WD(xDrive)かをそろえる
  • ガソリンかディーゼルかをそろえる
  • 運転支援や駐車支援が標準かどうかを見る
  • 欲しいオプションを足した総額で比べる

3シリーズの全グレードの価格は3シリーズの新車価格一覧、乗り出しの総額はグレード別の乗り出し価格にまとめています。

3シリーズとX1で迷う場合は?

『3シリーズは予算オーバー気味だけど、BMWには乗りたい』という方は、X1も気になりますよね。

X1は、X3よりひとつ下のクラスのSUVです。3シリーズとは車の大きさも作りも違うので、比べる時は「何を優先するか」をはっきりさせておくと迷いにくいです。

例えば、ハンドルを握る楽しさや高速道路での落ち着きを大事にするなら、3シリーズの318iから検討してみてください。318iでも、ハンズ・オフ・アシストやヘッドアップ・ディスプレイが標準で付いてきます。

反対に、街乗り中心で目線の高さと乗り降りのしやすさを優先するなら、X1の方が満足しやすいはずです。

3シリーズの標準装備(公式価格表・2026年3月生産分)

318iを含む全モデルに、高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシストとパーキング・アシスト・プラスが標準です。BMWヘッドアップ・ディスプレイと3ゾーン・エアコンも付いています。X1やX3と比べる時は、同じ装備が標準かオプションかを一つずつ確かめておきましょう。

318iがどんな車かは318iの実力と320iとの違いで紹介しています。

サイズと駐車場で困らない?

SUVにするか迷う時、いちばん現実的な問題が駐車場ですよね。特に機械式の立体駐車場は、高さと幅の決まりがあります。

3シリーズの数字は次のとおりです。

3シリーズ(公式主要諸元・2026年3月生産分)セダンツーリング
全長4,720mm(M340i xDriveは4,725mm)4,720mm(M340i xDriveは4,725mm)
全幅1,825mm1,825mm
全高1,440〜1,445mm1,450〜1,455mm
最低地上高130〜147mm130〜141mm
最小回転半径5.3〜5.7m5.4〜5.7m

3シリーズは、セダンもツーリングも全高が1,455mm以下に収まっています。高さの制限が厳しい機械式駐車場でも、入れられる場所が多い高さなんです。

X3やX1は、SUVなので全高も最低地上高も高めです。マンションの駐車場が機械式の方は、管理会社に高さと幅の上限を聞いてから候補を絞ってみてください。

駐車場は契約前に確かめる

「買った後に駐車場に入らなかった」は、取り返しがつきにくい失敗です。高さ・幅・重さの上限を、車のカタログ値と照らしておきましょう。

小回りも見ておきたいところです。

3シリーズの最小回転半径は、後輪駆動の318i・320iセダンで5.3mです。4WDの320d xDriveとM340i xDriveは5.7mになります。

細い路地や狭い駐車場をよく使う方は、同じ3シリーズの中でも駆動方式で取り回しが変わることを覚えておいてください。

3シリーズの寸法をもっと詳しく見たい方は3シリーズのサイズ一覧をどうぞ。

走りと乗り心地はどう違う?

ここは好みが分かれるところですよね。よく言われるのは「3シリーズは路面に近い感覚で走る車、X3は高い目線でゆったり走る車」という違いです。

3シリーズは車高が低く、重さもSUVより軽めです。カーブで車体が傾きにくく、ハンドルを切った時の反応が素直だと感じる方が多いです。

3シリーズのパワートレインエンジン最高出力/最大トルク駆動車両重量(セダン)
318i2.0L直4ガソリンターボ156ps/250Nm後輪駆動1,540kg
320i2.0L直4ガソリンターボ184ps/300Nm後輪駆動1,550kg
320d xDrive2.0L直4ディーゼルターボ190ps/400Nm4WD1,670kg
330e2.0L直4ガソリンターボ+PHEVシステム合計292ps/420Nm後輪駆動1,890kg
M340i xDrive3.0L直6ガソリンターボ387ps/500Nm4WD1,730kg
3シリーズとX3の選び方の違いを示した図解

一方のX3は、座る位置が高く、遠くまで見渡しやすいのが良さです。乗り降りの時に腰をかがめなくていいので、ご年配の家族を乗せる方には喜ばれることも。

『雪道ならSUVの方が安心?』という声もよく聞きます。

たしかに最低地上高が高いのはSUVの強みです。

ただ、3シリーズにも4WDの320d xDriveとM340i xDriveがあります。

雪道で差が出るのはどこ?

雪の上で走り出しや坂道に効くのは4WDとスタッドレスタイヤです。深い雪のわだちや段差では、最低地上高の高いSUVが有利になります。住んでいる場所の雪の量で考えてみてください。

高速道路を長く走ることが多い方は、渋滞の時に使えるハンズ・オフ・アシストが3シリーズ全車に付いているのも心強いところです。

4WDが本当に必要かは3シリーズのxDriveは必要かで詳しく書いています。

荷室と燃費はどちらが有利?

『荷物が多いからSUVがいい』と考える方も多いですよね。でも実は、3シリーズのツーリングもかなり積めるんです。

3シリーズの荷室(公式主要諸元)容量
セダン(330e以外)480L
セダン 330e375L
ツーリング500L(後席を倒すと1,510L)

『ワゴンって少し古いイメージ?』と感じる方もいるかもしれません。

ただ、背の低いワゴンならではの使いやすさがあるんです。

ツーリングは、荷室の床が低いのが良さです。重いスーツケースやゴルフバッグを、持ち上げる高さが少なくて済みます。

X3は、背の高い荷物を立てたまま積みやすいのが強みです。自転車やベビーカーなど、何を積むかで向き不向きが変わります。

燃費は、車が軽くて背の低い3シリーズに分があることが多いです。3シリーズのWLTC燃費は、318i・320iが13.0km/L、320d xDriveが15.6km/Lです。

3シリーズWLTC燃費燃料自動車税(年)
318i/320i13.0km/Lハイオク36,000円
320d xDrive15.6km/L軽油36,000円
330e12.8km/L(ハイブリッド燃料消費率)ハイオク36,000円
M340i xDrive10.6km/Lハイオク50,000円

自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の税額です。X3やX1も排気量の区分で税額が決まるので、カタログの総排気量を見て比べてみてください。

3シリーズ ツーリングの良さ
  • 荷室500L、後席を倒すと1,510L
  • 荷室の床が低く、重い物を載せやすい
  • 全高1,455mm以下で機械式駐車場に入れやすい
  • 背が低く軽いぶん、燃費の面で有利になりやすい
X3の良さ
  • 背の高い荷物を立てて積みやすい
  • 目線が高く、遠くまで見渡しやすい
  • 乗り降りで腰をかがめずに済む
  • 段差や深い雪のわだちに強い

荷室に何が載るかは3シリーズの荷室の広さで、自転車やベビーカーの例を出して書いています。

3シリーズとX3・X1、どれを選ぶ?

最後は、毎日の使い方で決まります。迷った時の目安を表にしてみました。

こんな人合いやすい車
運転そのものを楽しみたい3シリーズ セダン
荷物が多いけど駐車場の高さが気になる3シリーズ ツーリング
燃費の良い4WDが欲しい3シリーズ 320d xDrive
目線の高さと乗り降りのしやすさが大事X3
雪の深い地域に住んでいるX3(4WDとスタッドレスの組み合わせで)
予算を抑えてSUVに乗りたいX1

例えば、販売店ではこんなやり取りがよくあります。

「ツーリングとX3で迷っているんです」
「よく積む物を教えてください。実際に荷室へ当ててみましょう」

実際に、ふだん積んでいる物を持って行くと話が早いですよ。

比べて決める順番
  1. 駐車場の高さ・幅の上限を確かめる
  2. よく積む物とよく乗る人数を書き出す
  3. 3シリーズとX3を同じ日に試乗する
  4. 駆動方式をそろえて、両方の見積もりを取る
3シリーズとX3を比べて決める手順の図解

同じBMWの販売店なら、3シリーズとX3の見積もりを一度に頼めることも多いです。並べると、総額の差がはっきり見えてきます!

BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズの値段、先に相場を見ておく

BMW 3シリーズの見積もりを取って、X3と総額で比べる

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引き交渉の進め方は3シリーズの値引き相場と交渉の順番で書いています。ほかのメーカーのセダンとも比べたい方は3シリーズとライバル車の比較を見てみてください。

メルセデスと迷うなら3シリーズとCクラスの比較、ひと回り大きい車が気になるなら3シリーズと5シリーズの違いもどうぞ。

よくある質問

X3は3シリーズのSUV版ですか?

同じクラスのSUV(BMWの呼び方ではSAV)という位置づけです。車の作りや乗り味は違うので、試乗で乗り比べると違いがよく分かります。

荷物が多いなら3シリーズとX3のどちらがいいですか?

何を積むかで変わります。3シリーズ ツーリングは荷室500L(後席を倒すと1,510L)で床が低く、X3は背の高い物を立てて積みやすいです。

雪道を走るなら3シリーズでも大丈夫ですか?

3シリーズにも4WDの320d xDriveとM340i xDriveがあります。スタッドレスタイヤと組み合わせるのが前提です。深い雪の多い地域なら、最低地上高の高いX3が有利な場面もあります。

3シリーズとX1はどちらを選ぶべきですか?

X1はX3よりひとつ下のクラスのSUVです。走りや燃費、セダンやワゴンの形が好きなら3シリーズ、予算を抑えて目線の高い車に乗りたいならX1が候補になります。

機械式駐車場に入るのはどちらですか?

3シリーズは全高1,440〜1,455mm・全幅1,825mm(公式主要諸元)で、入れられる駐車場が多い高さです。X3やX1は駐車場の上限とカタログ値を照らしてから決めましょう。

まとめ

この記事の要点
  • X3は3シリーズと同じクラスのSUV、X1はひとつ下のクラスのSUV
  • 走りの軽さ、燃費、駐車場の入れやすさなら3シリーズ
  • 目線の高さ、乗り降り、深い雪への強さならX3
  • 荷物が多いだけなら3シリーズ ツーリング(500L、最大1,510L)も候補
  • 駆動方式をそろえた見積もりを取り、総額で比べる
BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

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