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『3シリーズのランフラットって廃止されたって本当?』『硬いって聞くけど、普通のタイヤに替えてもいいの?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、現行の3シリーズ(G20・G21)もランフラットタイヤを使っています。BMW公式のモデルページのホイール欄に〔ランフラット・タイヤ〕と書かれていて、スペアタイヤは積んでいません。
この記事では、ランフラットのしくみと、乗り心地や交換費用、普通のタイヤに替える時に気をつけたいことが分かります。
ランフラットタイヤは廃止された?現行の3シリーズの答え
まず噂の確認からです。2026年9月時点のBMW公式モデルページ(ツーリング)では、ホイールの選択肢に次のように書かれています。
| ホイール | 公式の表記 |
|---|---|
| 18インチ スタイリング848M | 〔ランフラット・タイヤ〕 |
| 19インチ スタイリング995M | 〔ランフラット・タイヤ〕 |
2025年の誕生50周年記念限定車の公式リリースでも「19インチMアロイ・ホイール+ランフラット・タイヤ」と書かれていました。つまり、現行の3シリーズでランフラットが廃止されたわけではないんです。
- 現行G20・G21の18インチ・19インチ(M Sport)はランフラットと公式に表記されている
- スペアタイヤは無く、標準装備はタイヤ・リペア・キットとタイヤ空気圧モニタリング・システム
- M340i xDriveの標準19インチと、Edition Shadowの専用ホイールは公式ページで直接の表記を確かめられていないので、購入時に販売店で確かめる
では、なぜ廃止の噂が出るのでしょうか。はっきりした出どころは分かりません。乗り心地を理由に普通のタイヤへ履き替える人がいることや、次期型(G50)の話題が混ざって広まっていることが考えられます。
次期型は本国で発表済みですが、日本導入の時期と価格は未発表です。日本仕様のタイヤがどうなるかも、まだ分かっていません。
先代や中古の3シリーズはどうなっている?
中古で3シリーズを探している方は、世代ごとの違いも気になりますよね。3シリーズは5代目のE90世代からランフラットとスペアタイヤ無しの組み合わせになっています。
| 世代(型式) | タイヤの考え方 |
|---|---|
| E46以前 | ランフラット採用前の世代 |
| E90・E91(5代目) | ランフラットを採用し、スペアタイヤを廃止 |
| F30・F31(6代目) | スペアタイヤ無しの考え方を引き継ぐ |
| G20・G21(現行) | 18インチ・19インチ(M Sport)にランフラットと公式表記 |
ただ、中古車は前のオーナーが普通のタイヤに替えていることも珍しくありません。買う前に、タイヤの横に「RSC」などランフラットを示す表示があるか、店に確かめてもらうと安心です。
ランフラットタイヤって、普通のタイヤと何が違う?
ランフラットは、パンクして空気が抜けても、しばらく走り続けられるタイヤです。タイヤの横の部分(サイドウォール)が厚く硬く作られていて、空気が無くても車を支えます。
3シリーズでは、5代目のE90世代でランフラットを採用し、スペアタイヤを無くしました。それ以来、3シリーズにはスペアタイヤが載っていません。
- パンクしても、その場で止まらずに走れる
- スペアタイヤが要らず、トランクを広く使える
- 高速道路の路肩で交換作業をしなくていい
- 普通のタイヤより乗り心地が硬めと言われる
- 1本あたりの値段が高めになりやすい
- 扱っているタイヤ店や銘柄が限られることがある
例えばこんな場面を想像してみてください。
「高速でパンクの警告が出た!どうしよう」
「ランフラットだから、次のサービスエリアまでゆっくり行こう」
夜の高速の路肩で、ジャッキを上げて交換するのはかなり怖いですよね。ランフラットはこの場面を避けられるのが一番の価値なんです!

パンクしたらどう走る?警告が出た時の流れ
3シリーズには、全モデルにタイヤ空気圧モニタリング・システムが付いています。空気圧が下がるとメーターに警告が出ます。
ランフラットでも、パンクした後は速度と距離に制限があります。一般には時速80km以下で、走れる距離は荷物の量や気温、タイヤの傷み方で変わると言われます。正しい条件は取扱説明書で確かめておきましょう。
- 急ハンドル・急ブレーキを避けて、速度を落とす
- 安全な場所に止めて、どのタイヤか目で見る
- 取扱説明書の速度・距離の範囲で、近くのBMW正規ディーラーかタイヤ店へ向かう
- パンクしたまま走ったタイヤは、修理できるか店で判断してもらう

空気が抜けた状態で走ったランフラットは、中が傷んでいることがあります。見た目が大丈夫でも、修理ではなく交換をすすめられることが多いです。予定外の出費になりやすいので、心づもりをしておきましょう。
タイヤ・リペア・キット(パンク修理剤)も標準で載っています。ただ、修理剤を使うとタイヤの中が汚れて、あとの修理が難しくなることも。ランフラットなら、まずは走れる範囲で店まで行くほうが向いています。
ランフラットは乗り心地が硬い?
『試乗したら、思ったより段差でゴツゴツした』という声は、ランフラット車でよく聞かれます。サイドウォールが硬いので、細かい段差の衝撃が伝わりやすいんです。
ただ、乗り心地はタイヤだけで決まるわけではありません。ホイールのサイズ、サスペンション、空気圧でも変わります。
| 乗り心地に関わるもの | 3シリーズの場合(公式主要諸元・2026年3月生産分) |
|---|---|
| 標準ホイール(M Sport) | 18インチ 225/45R18(前後同じ) |
| 19インチ(M340i xDrive・Edition Shadow) | 前225/40R19・後255/35R19 |
| 19インチのオプション | M Sportに設定(210,000円、一部パッケージ内) |
| 足回りのオプション | ファスト・トラック・パッケージ(19インチ・アダプティブMサスペンション等)400,000円 |
一般に、インチが大きくタイヤが薄いほど、硬さを感じやすくなります。乗り心地を重視するなら、18インチのまま選ぶのも一つの考え方です。
空気圧も乗り心地に効きます。指定より高めに入れていると、ゴツゴツ感が強く出ることがあります。運転席側のドアの柱に貼られたラベルで指定値を確かめて、合わせておきましょう。
古くなると硬さが増すこともある
ランフラットに限りませんが、タイヤはゴムが古くなると硬くなります。『買った頃より硬くなった気がする』という時は、溝が残っていても製造から年数が経っているのかもしれません。
製造時期は、タイヤの横にある4ケタの数字で分かります。例えば「2223」なら2023年の22週目に作られたタイヤです。
試乗する時は、なるべく自分がよく走る道に近い場所で確かめてみてください。乗り心地や静かさについては3シリーズの乗り心地と静かさでもくわしく見ています。
ランフラットの交換費用はいくら?
交換費用は、タイヤの銘柄、店、時期でかなり変わります。ここでは「何で差が出るか」を先に押さえておきましょう。
| 費用の内訳 | 差が出るところ |
|---|---|
| タイヤ代 | ランフラットか普通のタイヤか、銘柄、サイズ |
| 組み替え・バランス工賃 | ランフラットは工賃が高めの店が多い |
| 廃タイヤ処分料 | 店ごとに設定 |
| 空気圧センサー関係 | センサーの交換や再設定が必要な場合がある |
同じサイズでも、ランフラットは普通のタイヤより高めになりやすいです。19インチは前後でサイズが違うので、4本そろえると18インチより出費が大きくなります。
- 前後のサイズ(18インチなら225/45R18、19インチなら前225/40R19・後255/35R19)を伝える
- ランフラットの見積もりか、普通のタイヤの見積もりかを確かめる
- 工賃・処分料・バルブ代が含まれているかを見る
- BMW正規ディーラーとタイヤ店の両方で取って比べる
タイヤ全体のサイズ表や、空気圧・スタッドレスの選び方は、3シリーズのタイヤサイズと交換費用にまとめています。
普通のタイヤ(非ランフラット)に替えてもいい?
乗り心地や値段を理由に、普通のタイヤへ替える人もいます。替えること自体はできますが、スペアタイヤが無い車だということは忘れないでおきましょう。
- 乗り心地がやわらかく感じやすい
- 銘柄を選べる幅が広がる
- 1本あたりの値段が下がりやすい
- パンクしたらその場で修理キットかロードサービスに頼ることになる
- スペアタイヤを積む場所が無い
- 売る時に純正と違う点を説明する必要がある
パンクへの備えとしては、BMW CAREに含まれるロードサイド・アシスタンス(新車から3年)が頼りになります。4年目以降は、任意保険のロードサービスで代わりになるか確かめておくと安心です。
ランフラットのお金は維持費のどこに入る?
タイヤは毎年かかる費用ではありませんが、数年に一度まとまった額が出ていきます。年間の維持費として考えるなら、交換費用を交換までの年数で割って積み立てておくのがおすすめです。
例えば、4年ごとに4本替えるつもりなら、見積もりの金額を4で割った額が1年分の目安になります。
パンクで1本だけ替えることになった時も、残りの3本と減り方がそろうかを店で見てもらいましょう。4WDのxDriveモデル(320d xDrive・M340i xDrive)は、前後や左右で外径の差が大きいと駆動系に負担がかかるので、2本や4本での交換をすすめられることがあります。
税金や燃料代と並べた年間の総額は、3シリーズの維持費は年間いくら?で計算しています。
例えばこんな会話になることもあります。
「パンクした1本だけ替えたいんですが」
「残りの溝がかなり減っているので、後ろの2本を一緒に替えたほうがいいですね」
1本だけのつもりが2本になると、出費は倍です。タイヤの溝は、点検のたびに残りを聞いておくと慌てずに済みますよ。
ほかの消耗品と合わせた交換時期は点検時期とメンテナンス、燃料の種類は3シリーズはハイオク?が参考になります。新車の購入を考えている方は、3シリーズの値引き相場と交渉の順番からどうぞ。
よくある質問
現行の3シリーズでランフラットタイヤは廃止されましたか?
いいえ。2026年9月時点のBMW公式モデルページで、18インチ・19インチ(M Sport)のホイールに〔ランフラット・タイヤ〕と表記されています。スペアタイヤは載っていません。
ランフラットでパンクしたら、どれくらい走れますか?
一般には時速80km以下で、距離は荷物や気温、タイヤの状態で変わります。正しい条件は取扱説明書で確かめ、近くのBMW正規ディーラーかタイヤ店へ向かってください。
スペアタイヤは付いていますか?
付いていません。公式の標準装備にあるのはタイヤ・リペア・キットとタイヤ空気圧モニタリング・システムです。E90世代からスペアタイヤを積まない作りになっています。
普通のタイヤに替えても車検は通りますか?
サイズや荷重の条件が合っていれば、ランフラットかどうかで車検の可否が決まるわけではありません。サイズを変える場合は、タイヤ店で適合を確かめてから選びましょう。
まとめ
- 現行G20・G21もランフラットを採用していて、廃止はされていない
- スペアタイヤは無く、タイヤ・リペア・キットと空気圧モニタリングが標準
- パンク後は速度と距離に制限があり、タイヤは交換になることが多い
- 交換費用は銘柄・店・サイズで変わるので、ディーラーとタイヤ店で見積もりを比べる





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