BMW 3シリーズの乗り心地と静粛性|硬い?うるさい?

高速道路を走るシルバーのスポーツセダン

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3シリーズを検討していると、『M Sportは乗り心地が硬い』『ロードノイズが気になる』という声が目に入りますよね。家族を乗せる予定があると、余計に気になるところだと思います。

結論から言うと、3シリーズの乗り心地は「しっかりめで、段差の角は感じやすい」タイプです。ただ、硬さの感じ方はタイヤのインチと足回りの選び方でかなり変わり、静かさを重視するならアコースティック・ガラスの有無も見ておきたいところなんです。

この記事を読めば、自分に合うモデルと仕様の選び方が分かります。

目次

BMW 3シリーズの乗り心地は硬い?

まず、よく言われる「硬い」の正体から見ていきましょう。

3シリーズはもともと、ハンドルを切った時に車体がふらつかないことを大事にしている車です。そのため、ふわふわした柔らかさはなく、路面の様子がある程度伝わってきます。

先に結論
  • 乗り心地は「しっかりめ」で、段差の角を感じやすい
  • 現行は全モデルM Sportがベースで、スポーツ寄りの味付け
  • 18インチより19インチのほうが硬さを感じやすい
  • ランフラットタイヤもゴツゴツ感の理由の一つと言われる

『じゃあ家族には不評なのでは…』と心配になりますよね。実は、高速道路では揺れがすぐおさまって疲れにくい、という声も多いんです。街中の低い速度でこそ硬さを感じやすい、と覚えておくと試乗の時に見るポイントがはっきりします。

乗り心地を左右するタイヤとホイール

乗り心地に一番効くのは、タイヤのサイズです。公式の主要諸元で、モデルごとの標準タイヤを並べました。

モデル前タイヤ後タイヤホイール
318i/320i/320d xDrive/330e(M Sport)225/45R18225/45R1818インチ
M340i xDrive225/40R19255/35R1919インチ
Edition Shadow(318i/320i/320d xDrive)225/40R19255/35R1919インチ

18インチは扁平率45、19インチは前40・後35です。タイヤの側面が薄いほど、段差の衝撃がダイレクトに伝わりやすくなります。

例えば、同じ318iでもM SportとEdition Shadowでは足元が違うんです。Edition Shadowは19インチのBMW Individualホイールが標準なので、乗り心地を最優先するなら18インチのM Sportも試乗して比べてみてください。

試乗で確かめたいこと
  • 試乗車のホイールが18インチか19インチか
  • マンホールや道路のつなぎ目を越えた時の感じ方
  • 後席に乗った家族の感想
  • 自分がよく走る道に近い路面で試せたか
18インチと19インチのタイヤサイズの違いと乗り心地への影響をまとめた図解

ランフラットタイヤは乗り心地に影響する?

3シリーズの乗り心地の話で、よく出てくるのがランフラットタイヤです。

ランフラットタイヤは、パンクしてもしばらく走れるように側面を硬くしたタイヤです。現行のG20/G21もランフラットタイヤを採用していて、スペアタイヤは積んでいません(公式モデルページ・公式価格表)。

側面が硬い分、普通のタイヤより段差でのゴツゴツ感が出やすいと言われます。ただ、世代が進むごとにタイヤ側の改良も進んでいて、昔のE90の頃ほど硬いとは感じない、という声もあります。

普通のタイヤに替える時の注意

ランフラットから普通のタイヤに替えると、パンクした時にそのまま走れなくなります。3シリーズはスペアタイヤを積んでいないので、タイヤ・リペア・キットの使い方とロードサービスの連絡先を確かめておきましょう。

交換費用や廃止の噂については3シリーズのランフラットタイヤで詳しく見ています。

M Sportの乗り心地は?アダプティブMサスペンションとの違い

『M Sportって、もっと硬いんでしょ?』と思っている方もいるかもしれません。

現行の3シリーズは、全モデルがM Sportがベースです。だから「M Sportを選ぶと硬くなる」というより、「今の3シリーズはみんなスポーツ寄り」と考えるほうが近いんです。

乗り心地に関わるオプションとして、ファスト・トラック・パッケージ(税込400,000円)があります。19インチホイール、Mスポーツ・ブレーキ、アダプティブMサスペンションがセットになったパッケージです(公式価格表)。

比べる点標準(18インチ)ファスト・トラック・パッケージ
ホイール18インチ19インチ
サスペンション標準のM Sport用アダプティブMサスペンション
乗り心地の傾向タイヤの側面に厚みがあり角が丸い走行モードで足の硬さが変わる
価格標準400,000円(税込)

アダプティブMサスペンションは、走行モードに合わせてダンパーの硬さを変える仕組みです。快適寄りのモードにすると、街中の当たりがやわらぐ方向に働きます。

モデルごとにどこまで標準で付くかは、公式の価格表から読み取れなかった部分があります。気になる方は、見積もりの時に装備表で確かめてみてください。

静粛性は高い?ロードノイズとエンジン音

次は静かさの話です。『高速でロードノイズがうるさくないか』は、長距離を走る人ほど気になりますよね。

3シリーズの静かさは、このクラスのセダンとして標準的〜やや静かな部類と言われます。ただし、19インチの太いタイヤや荒れた路面では、タイヤの音が入ってきやすくなります。

静かさを高めたい人が見ておきたいのが、アコースティック・ガラス(遮音ガラス)です。

仕様(公式価格表・2024年10月の公式リリース)アコースティック・ガラス
330e M Sport標準
318i/320i/320d xDrive/M340i xDriveharman/kardonとのセットオプション(116,000円)

330eは、harman/kardonのサラウンド・サウンドやアコースティック・ガラスが標準です。さらにモーターだけで走れる場面があるので、街中では静かに感じやすいモデルです。

静かさを感じやすい選び方
  • 330e(アコースティック・ガラス標準、EV走行あり)
  • 18インチのまま乗る
  • 他モデルならharman/kardonとアコースティック・ガラスのセットを付ける
音が気になりやすい選び方
  • 19インチの太いタイヤ
  • 荒れた路面を長く走る使い方
  • ディーゼルの320d xDriveで、アイドリング時の音が苦手な人

320d xDriveはディーゼルエンジンなので、停車中や低い速度ではガソリン車と音の質が違います。走り出してしまえば気になりにくいという声が多いので、ここも試乗で確かめてみてください。

静かさと乗り心地を左右する装備をまとめた図解

ツーリングやグランツーリスモの乗り心地はどう違う?

セダンとツーリング、どちらが乗り心地がいいのかも気になりますよね。

現行のツーリングは、セダンと全長・全幅・ホイールベースが同じです(全長4,720mm、ホイールベース2,850mm)。重さは同じエンジンで70〜80kg重く、例えば318iはセダン1,540kg、ツーリング1,610kgです。

モデル(カタログ値)セダン 車両重量ツーリング 車両重量
318i1,540kg1,610kg
320i1,550kg1,620kg
320d xDrive1,670kg1,740kg
M340i xDrive1,730kg1,810kg
330e1,890kg設定なし

重さが増えると、揺れがしっとりおさまる方向に感じる人もいます。一方、荷室が車内とつながっているので、荷物を積まない時はタイヤの音が後ろから聞こえやすいという声もあります。

グランツーリスモ(F34)は、2020年頃に販売を終えたモデルで、後継はありません。中古で探す場合は、年式と走行距離でタイヤや足回りの状態が大きく違うので、乗り心地は1台ずつ試すしかないんです。

ツーリングの使い勝手は3シリーズ ツーリングの荷室とサイズで、車体の大きさは3シリーズのサイズ一覧で比べています。

モデルごとの重さと乗り心地の関係

同じセダンでも、モデルによって重さがかなり違います。318iの1,540kgに対して、330eは1,890kgと350kg重いんです。

重い車は、段差を越えた後の揺れがゆったりおさまる方向に感じやすくなります。330eが「落ち着いた乗り心地」と言われやすいのは、静かさに加えてこの重さも関係していると考えられます。

逆に、軽い318iは身のこなしが軽快です。きびきび走る感覚が好きな人には、318iの乗り味が合うこともありますよ。

空気圧も乗り心地に関わります。指定より高すぎるとゴツゴツ感が増え、低すぎると燃費やタイヤの減り方に影響します。月に1回くらいは空気圧を確かめておくと、乗り心地も安定しますよ。

『タイヤを替えたら乗り心地が変わった』という声もよく聞きます。同じサイズでも銘柄によって硬さや静かさが違うので、交換の時はお店に乗り心地重視だと伝えてみてください。

乗り心地重視ならどのモデルを選ぶ?

最後に、乗り心地と静かさを重視する人向けの選び方をまとめます。

乗り心地重視の選び方
  1. 18インチが標準のM Sportを候補にする
  2. 静かさ重視なら330e、またはアコースティック・ガラスのセットを付ける
  3. 19インチやファスト・トラック・パッケージは、試乗で比べてから決める
  4. 家族を乗せるなら、後席にも乗ってもらって確かめる

例えば、試乗の時は家族とこんな会話をしてみるといいですよ。

「後ろの席、段差のところで突き上げは気にならなかった?」
「少しコツンとくるけど、揺れはすぐおさまるね。」

こうした感想を聞いておくと、19インチにするかどうかも決めやすくなります。

仕様が決まったら、値引きと交渉の順番もあわせて確認しておくと安心です。3シリーズの値引き相場と交渉の順番も参考にしてみてください。

よくある質問

BMW 3シリーズの乗り心地は硬いですか?

柔らかいタイプではなく、しっかりめの乗り心地です。特に19インチのモデルは段差の角を感じやすいので、18インチのM Sportと乗り比べるのがおすすめです。

3シリーズで一番静かなモデルはどれですか?

330e M Sportは、アコースティック・ガラスが標準でモーター走行もできるため、街中では静かに感じやすいモデルです。

現行モデルもランフラットタイヤですか?

はい。公式モデルページでは18インチ・19インチのホイールにランフラット・タイヤの表記があり、スペアタイヤは積んでいません。

M Sport以外のグレードはありますか?

現行は全モデルがM Sportがベースで、ほかにEdition ShadowとM340i xDriveがあります。以前の「Luxury」や「SE」などは過去のグレードです。

ツーリングはセダンより乗り心地がいいですか?

寸法とホイールベースは同じで、重さがツーリングのほうが70〜80kg重くなります。感じ方は人によって違うので、両方試乗して比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 3シリーズの乗り心地はしっかりめで、段差の角を感じやすい
  • 18インチ(225/45R18)と19インチ(前225/40R19・後255/35R19)で感じ方が変わる
  • 現行もランフラットタイヤで、スペアタイヤは無い
  • 静かさ重視なら330eか、アコースティック・ガラスのセットを検討
  • ツーリングはセダンと同寸法で、重さが70〜80kg重い
BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 3シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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