BMW 3シリーズのメンテナンスリセット|点検表示の意味と費用

整備工場で点検を受けるスポーツセダン

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ある日メーターに点検の表示が出て、『これって今すぐ何かしないとダメ?』『自分でリセットしていいの?』と戸惑った方も多いはずです。

結論から言うと、3シリーズの点検表示は「そろそろこの項目の時期ですよ」という予告で、すぐに走れなくなる警告ではありません。リセットは整備をした後に行うもので、新車から3年間はBMWサービス・インクルーシブで正規ディーラーが作業と一緒に済ませてくれるんです。

この記事を読めば、表示の意味とリセットの考え方、点検にかかるお金の見通しが分かります。

目次

3シリーズのメンテナンス表示は何を知らせている?

3シリーズは、決まった距離や期間で一律に点検するのではなく、車が部品の状態や使い方を見ながら次の点検時期を知らせる仕組みです。BMWではコンディション・ベースド・サービス(CBS)と呼ばれています。

メーターやコントロール・ディスプレイに出る主な項目は、次のようなものです。

表示される主な項目中身時期の決まり方
エンジンオイルオイルとフィルターの交換走り方と経過時間から車が判断
ブレーキ・パッド(前・後)パッドの残り摩耗センサーなどから判断
ブレーキ・フルードブレーキ液の交換経過時間で判断
車両点検全体の点検距離や期間で判断
車検・法定点検法律で決まった点検登録日などから設定

表示される項目や名前は、年式やソフトウェアの版で少し違うことがあります。今の自分の車で何が出ているかは、コントロール・ディスプレイの車両の状態の画面で確かめられます。

先に結論
  • 点検表示は「時期が近い」という予告で、すぐ止まる警告ではない
  • 時期は走り方などから車が判断するので、人によって違う
  • リセットは整備をした後に行うもの
  • 新車3年間はBMWサービス・インクルーシブで点検整備がカバーされる

黄色や赤の表示が出たらどうする?

『表示が黄色に変わったけど、大丈夫かな…』と不安になりますよね。

一般的に、点検の時期が近づくと予告として表示が出て、時期を過ぎると色が変わったり過ぎた距離が出たりします。どちらも、急いで路肩に止める必要があるものではありません。

ただし、点検表示と警告灯は別物です。エンジンやブレーキの警告灯が赤く点いた時は、安全な場所に止めて対処が要ることがあります。

点検表示と警告灯を見分ける

「点検の時期」を知らせる表示と、故障やトラブルを知らせる警告灯は意味が違います。赤い警告灯や警告音が出た時は、まず取扱説明書で意味を確かめましょう。警告灯の見方は3シリーズの警告灯・警告音の意味と対処にまとめています。

例えば、表示が出た時に正規ディーラーへ電話すると、こんなやり取りになることが多いですよ。

「メーターにエンジンオイルの点検時期が出ているんですが、予約できますか?」
「ありがとうございます。表示の残りの距離も教えていただけますか?近い日でお取りしますね。」

メンテナンスリセットは自分でできる?

ここが一番検索されている疑問だと思います。『表示を消したいだけなんだけど…』という方もいるでしょう。

結論から言うと、点検時期のリセットは、正規ディーラーや整備工場で作業をした時に、診断機を使ってその記録と一緒に行うのが基本です。作業をした証拠と、次の点検時期がきちんと結びつくからなんです。

ネット上では、メーターまわりのボタンを使って自分でリセットする方法も紹介されています。ただ、手順は世代(E90・F30・G20)や年式で違い、現行のG20/G21では自分でできる範囲が限られることもあります。

整備のついでにリセットしてもらう
  • 作業の記録と次回の時期が正しくつながる
  • 新車3年間はBMWサービス・インクルーシブの中で済む
  • 売る時に点検記録として説明しやすい
整備をせずに自分でリセットする
  • オイルなどの交換時期が分からなくなる
  • 点検をしていない記録が残る
  • 手順を間違えると別の項目まで消えることがある

オイル交換を自分やカー用品店でした時は、作業した場所にリセットまで頼めるかを聞いておくと安心です。オイル交換の時期や量は3シリーズのオイル交換の時期・量・リセット方法で詳しく見ています。

点検表示の主な項目と意味をまとめた図解

中古で買った時は点検記録も見ておきたい

中古の3シリーズを買う時は、点検表示の残り距離だけで判断しないようにしましょう。前の持ち主が整備をせずにリセットしていると、表示は「まだ先」でも実際は時期を過ぎていることがあるんです。

点検記録簿や正規ディーラーでの整備履歴があれば、オイル交換やブレーキまわりの作業がいつだったか分かります。『記録簿が付いていないけど大丈夫?』と迷ったら、販売店に整備の履歴を出してもらえるか聞いてみてください。

確かめたいこと見る場所
最後のオイル交換の時期点検記録簿、整備明細
ブレーキ・パッドの残り点検表示、整備明細
車検の有効期限車検証
保証の残り期間保証書、販売店の説明

認定中古車なら、納車前の整備内容を説明してもらいやすいです。中古車選びの全体は3シリーズの中古車の選び方で見ています。

タイヤの空気圧リセットはどうやる?

点検時期と並んでよく聞かれるのが、タイヤの空気圧のリセットです。

現行の3シリーズには、タイヤ空気圧モニタリング・システムが全モデル標準で付いています(公式価格表)。空気圧が下がると、メーターやコントロール・ディスプレイで知らせてくれる仕組みです。

空気を入れ直した時やタイヤを替えた時は、今の空気圧を基準として覚えさせる操作をします。仕様によって「リセット」を選ぶ方式と、付いているタイヤの種類を選ぶ方式があります。

空気圧を入れ直した後の一般的な流れ
  1. タイヤが冷えている時に、運転席ドアまわりのラベルにある指定空気圧に合わせる
  2. コントロール・ディスプレイで車両の設定や車両の状態の画面を開く
  3. タイヤ空気圧の項目で、リセットまたはタイヤの選択をする
  4. そのまましばらく走り出し、基準の記録が終わるのを待つ

画面の名前や順番は、ソフトウェアの版で違うことがあります。迷ったら車の取扱説明書(コントロール・ディスプレイの中でも読めます)で確かめるのが確実です。

補足

3シリーズはランフラットタイヤでスペアタイヤを積んでいません。空気圧の警告は、パンクに早く気づくための大事な手がかりです。タイヤ交換の費用は3シリーズのタイヤサイズと交換費用で見ています。

点検の時期はいつ?車検と法定点検の流れ

『結局、何年目に何をすればいいの?』を一覧にしておきましょう。

新車から3年間は、BMW CAREが付いています(公式価格表の記載)。中身は、新車保証3年(走行距離無制限)、ロードサイド・アシスタンス3年、BMWサービス・インクルーシブ3年の3つです。

時期主にやること費用の考え方
新車〜1年目12か月点検、表示に合わせたオイル交換などBMWサービス・インクルーシブの範囲
2年目12か月点検、表示に合わせた整備BMWサービス・インクルーシブの範囲
3年目初回の車検点検整備は範囲内、税金や自賠責は別途
4年目以降12か月点検、表示に合わせた整備自己負担(延長プランに入れば一部カバー)
5年目以降2年ごとの車検自己負担

BMWサービス・インクルーシブは、エンジンオイル・フィルター交換などの点検整備と部品交換が対象です。車検の時の重量税・自賠責保険・印紙代などの法定費用は、この中には入らないと考えておきましょう。

有償の上位プランとして、BMW CARE GOLDやBMW CARE PLATINUMもあります。延長保証やサービス・インクルーシブの期間を延ばすプランです。

内容と価格は時期で変わるので、購入時に正規ディーラーで確かめてみてください。保証の中身は3シリーズの新車保証とBMW CAREで詳しく見ています。

新車からの年数ごとの点検と費用負担の流れを示した図解

4年目以降のメンテナンス費用はどれくらい?

4年目からは、点検や部品交換が自己負担になります。ここで『思ったよりかかった…』と感じる人が多いんです。

金額は走り方や車の状態、正規ディーラーか一般の整備工場かで大きく変わります。そのため、ここでは金額を言い切らず、費用が増えやすい項目を挙げておきます。

4年目以降に費用が出やすい項目
  • エンジンオイルとフィルターの交換(表示に合わせて)
  • ブレーキ・パッドとブレーキ・ローター
  • ブレーキ・フルード
  • バッテリー(交換後に車への登録作業が要る)
  • ワイパーやエアコンフィルターなどの消耗品
  • ランフラットタイヤの交換

実は、点検表示に合わせてこまめに見てもらうほうが、大きな修理をまとめて払うより負担がならしやすいんです。車検の2〜3か月前に一度見積もりを取っておくと、どこまで直すかを落ち着いて決められます。

年間の維持費の全体は3シリーズの維持費は年間いくら?で、長く乗った時の修理費は3シリーズは何年・何万km乗れる?でまとめています。

購入を考えている段階の方は、点検費用も含めて総額で比べたいですよね。燃料の種類は3シリーズはハイオク?で、値引きの考え方は3シリーズの値引き相場と交渉の順番で確かめてみてください。

補足

点検費用を正規ディーラーと一般の整備工場で比べる時は、部品の種類(純正か社外品か)と、作業後の点検表示のリセットまで含まれているかを見比べてみてください。同じ「オイル交換」でも、中身が違うと金額も変わります。

例えば、見積もりを頼む時はこんなふうに聞くと比べやすくなります。

「オイル交換の見積もりで、使うオイルの種類とリセット作業が含まれているか教えてもらえますか?」
「純正指定のオイルで、表示のリセットまで入っています。」

よくある質問

点検の表示が出たら、すぐに整備しないといけませんか?

点検表示は時期が近いことを知らせる予告で、すぐに走れなくなるものではありません。表示を目安に、近いうちに正規ディーラーや整備工場の予約を取ってみてください。

メンテナンスリセットは自分でできますか?

ネット上では自分で行う方法も紹介されていますが、手順は世代や年式で違います。整備をした時に、作業した場所で記録と一緒にリセットしてもらうのが基本です。

空気圧リセットはいつ行いますか?

空気を指定の圧に入れ直した時や、タイヤを替えた時に行います。コントロール・ディスプレイのタイヤ空気圧の項目から操作します。

新車から何年間、点検が無料ですか?

新車にはBMW CAREが付いていて、BMWサービス・インクルーシブで3年間、エンジンオイル・フィルター交換などの点検整備がカバーされます。車検の法定費用は別です。

中古で買った3シリーズでも点検表示は使えますか?

使えます。ただ、前の持ち主が整備をせずにリセットしていると時期が正しくないこともあるので、点検記録簿とあわせて確かめておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 点検表示は車が判断した「次の点検時期」の予告で、警告灯とは別物
  • メンテナンスリセットは整備のついでに、作業した場所で行ってもらうのが基本
  • 空気圧リセットは空気を入れ直した時やタイヤを替えた時に行う
  • 新車3年間はBMWサービス・インクルーシブで点検整備がカバーされる
  • 4年目以降は自己負担になるので、車検前の見積もりで計画を立てる
BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 3シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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