BMW 3シリーズは正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?

輸入車ショールームに展示された白いセダンと商談カウンター

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3シリーズを買おうと思って調べていると、「並行輸入なら安い」「左ハンドルも選べる」という話を見かけることがありますよね。

結論から言うと、現行の3シリーズを新車で買うなら、BMW正規ディーラーで買うのが手間も保証も分かりやすいです。日本仕様は全車右ハンドルで、新車にはBMW CAREが付きます。

この記事では、正規ディーラーと並行輸入で何が違うのかを、表で比べていきます。

目次

正規ディーラーと並行輸入は何が違う?

先に結論

正規ディーラーの新車は日本仕様で、新車保証とメンテナンスがセットになったBMW CAREが付きます。並行輸入は海外仕様の車を別ルートで輸入したもので、保証や装備、売る時の扱いが変わります。

まず言葉の意味をそろえておきますね。

正規ディーラーは、BMWの日本法人(ビー・エム・ダブリュー株式会社)が輸入した車を売る販売店です。看板に「BMW正規ディーラー」と出ている店のことです。

並行輸入は、それ以外の業者が海外で買った車を個別に輸入して売る形です。

比べる点BMW正規ディーラー並行輸入
仕様日本仕様(全車右ハンドル)輸入元の国の仕様
新車保証BMW CARE(新車保証3年・走行距離無制限)販売業者の独自保証が中心
点検整備BMWサービス・インクルーシブ3年自分で手配することが多い
日本向け装備ETC、地デジTV、日本語の音声操作など仕様によって違う
グレード日本の価格表にあるモデル日本に無いモデルも選べる
売る時正規輸入車として評価されやすい並行輸入車として見られる

BMW CAREの中身は公式価格表の記載によるものです。並行輸入車の保証は販売業者ごとに違うので、契約前に書面で確かめておきましょう。

BMW 3シリーズの正規ディーラーと並行輸入の違い

『並行輸入のほうが安い』は本当?

『同じ3シリーズなら、並行輸入のほうが安く買えるんでしょ?』と思う方もいるはずです。

実は、今の3シリーズでは単純にそうとは言えないんです。

正規ディーラーの車両本体価格には、BMW CAREの保証と3年分の点検整備が含まれています。並行輸入でこれと同じ安心を買おうとすると、別にお金がかかることも。

総額に入るもの正規ディーラー並行輸入
車両本体価格表どおり(値引き交渉あり)業者が決める
3年分の保証BMW CAREに含まれる独自保証を別に買うことが多い
3年分の点検整備BMWサービス・インクルーシブに含まれる自分で払う
日本向けの装備標準で付いている後から付けると費用がかかる
輸入・登録の手続き価格表どおりの登録諸費用輸入に関わる費用が加わる

並行輸入の価格は業者と時期で変わるため、ここでは金額を出していません。

比べる時は、車両本体だけでなく「3年間で払う合計」で並べてみてください。正規ディーラーの値引きの目安は3シリーズの値引き相場と交渉の順番で確かめられます。

右ハンドル・左ハンドルはどうなっている?

ここは気になる方が多いところですよね。

現行の3シリーズの日本仕様は、全モデル右ハンドルです。 公式価格表の「ステアリング・ホイール・ポジション」の欄は「右」で、左ハンドルの設定はありません。

項目現行3シリーズ(日本仕様)
ハンドル位置全モデル右ハンドル
トランスミッション全モデル8速AT(マニュアルは無い)
ボディセダン/ツーリング
駆動方式318i・320i・330eは後輪駆動、320dとM340iはxDrive(4WD)

出典は公式価格表・主要諸元(2026年3月生産分)です。

『昔のBMWは左ハンドルだったよね?』という声もあります。

確かに中古車には左ハンドルの3シリーズも見かけます。ただ、それが当時の正規輸入車なのか並行輸入車なのかは、車ごとに違うんです。

左ハンドルを選ぶ前に

左ハンドルは、駐車券を取る時や料金所、追い越しの時の視界で不便を感じることもあります。中古で探す時は、正規輸入車か並行輸入車かを販売店に聞いておきましょう。

新車で左ハンドルの3シリーズに乗りたいなら、選べるのは並行輸入だけになります。その場合は、次の章の注意点をよく確かめてみてください。

右ハンドルの3シリーズは、日本の道路や駐車場の使い方に合わせた仕様です。料金所や駐車場の発券機で体を乗り出す必要がないのは、毎日乗るとじわじわ効いてくる良さなんです。

マニュアル車の事情は3シリーズのMT事情で詳しく書いています。

並行輸入で気をつけたいこと

並行輸入が悪いわけではありません。日本に無いモデルや仕様に乗れるのは大きな魅力です。

ただ、正規ディーラーの新車と同じつもりで買うと、あとで困ることもあります。

並行輸入を検討する時のチェック
  • 保証の期間と範囲を書面で確かめる
  • 故障した時にどこで直せるかを確かめる
  • 正規ディーラーで点検や修理を受けられるかを事前に聞く
  • ナビ・テレビ・ETC・音声操作が日本で使えるかを確かめる
  • リコールの連絡と作業がどこで受けられるかを確かめる
  • 売る時の評価が正規輸入車とどう違うかを聞いておく

特に見落としやすいのが、ナビや通信系の機能です。

3シリーズの日本仕様は、地デジのTVチューナーやETC車載器内蔵のルーム・ミラー、BMWリモート・サービスなどが標準です。海外仕様では、これらがそのまま使えないこともあります。

例えば、購入前にこんなやり取りをしておくと安心ですよ。

「この車、日本でリモート・サービスやナビの地図は使えますか?」

「正規ディーラーで点検を断られることはありませんか?」

答えがあいまいなら、その場で決めずに一度持ち帰るのがおすすめです。

もう一つ、手放す時のことも考えておきたいところです。

中古車として売る時、並行輸入車は正規輸入車と別に見られることが多いと言われます。整備記録や保証の引き継ぎが分かりにくいと、査定で慎重に見られることも。

数年で乗り換えるつもりなら、買う時の安さだけでなく、売る時の評価まで含めて比べてみてください。売る時の考え方は3シリーズのリセールバリューで詳しく書いています。

3シリーズの生産国はどこ?

3シリーズの生産国が気になる方もいますよね。

3シリーズの主な生産拠点はドイツのミュンヘン工場として知られています。そのほかにも、海外のいくつかの工場で作られていると報じられています。

ただ、日本に入ってくる1台1台がどの工場で作られたかは、公式価格表には書かれていません。

生産国を確かめるには

気になる場合は、検討している車の車台番号をもとに、販売店に生産工場を確認してもらうのが確実です。中古車なら、車検証の記載とあわせて聞いてみてください。

『ドイツ製じゃないと品質が心配』と感じる方もいるかもしれません。

ただ、日本で正規に売られる車は、どの工場製でも同じ日本仕様として扱われます。付いてくるBMW CAREの中身も変わりません。

工場の違いより、整備記録や保証が残っているかのほうが、長く乗る上では大事なポイントです。

正規ディーラーはどこで買っても同じ?

『正規ディーラーならどこも同じ値段でしょ?』と思いがちですよね。

実は、BMW正規ディーラーは地域ごとに運営会社が分かれています。老舗の輸入車販売グループが運営している店もあれば、BMW専門の会社が運営している店もあります。

比べる点運営会社によって違うことどこでも同じこと
値引き・下取り違うことがある
在庫車の台数と仕様違う
担当者の提案違う
新車保証(BMW CARE)同じ
メーカー希望小売価格同じ
点検・修理の受付全国の正規ディーラーで受けられる

お店の看板が大手グループの名前でも、BMWの新車の保証はBMW CAREで同じです。だから、運営会社が違う店で見積もりを取って比べる意味があるんです。

もう一つ見ておきたいのが、買った後に通う店のことです。

3シリーズは、BMWサービス・インクルーシブで3年間の点検整備を正規ディーラーで受けることになります。家や職場から通いやすい店かどうかも、値引きと同じくらい大事なんです。

少し安くても遠い店より、通いやすい店で気持ちよく相談できるほうが、結果として満足しやすいこともありますよ。

BMW CAREの中身や延長の考え方は3シリーズの新車保証とBMW CAREにまとめています。

正規ディーラーで買う時の流れ

正規ディーラーで決めたら、あとは流れに沿って進めるだけです。

『輸入車のディーラーって、入りにくそう…』と感じる方もいますよね。

ただ、やることは国産車の販売店とほとんど同じなんです。先に流れを知っておくと、当日あわてずに済みますよ。

見積もりから納車まで
  1. 公式サイトでグレードとボディ(セダン/ツーリング)の候補を絞る
  2. 近くの正規ディーラーで試乗と見積もりを頼む
  3. 運営会社が違う正規ディーラーでも同じ仕様で見積もりを取る
  4. 在庫車か注文車かを決める
  5. 下取りに出すか、買取店に売るかを決める
  6. 契約して、登録と納車の日を決める
BMW 3シリーズを正規ディーラーで買う時の流れ

試乗の時は、ふだん走る道に近いコースを走らせてもらえるか聞いてみてください。

3シリーズは全幅1,825mm(セダン・ツーリングとも、公式主要諸元のカタログ値)です。自宅の駐車場や、よく行く店の駐車場に入るかも、このタイミングで確かめておくと安心です。

注文車を選んだ場合、納車までは生産と輸送を待つことになります。待ち時間の目安は3シリーズの納期と納車時期で詳しく書いています。

中古で買うなら認定中古車も候補に

新車ではなく中古で考えている方には、もう一つの選び方があります。

BMW正規ディーラーが扱う「BMW認定中古車」です。一般の中古車販売店より価格は高めになりやすいですが、点検や保証が付いて売られます。

BMW認定中古車
  • 正規ディーラーの点検を通った車が並ぶ
  • 保証が付いて売られる
  • 正規輸入車なので売る時の評価が分かりやすい
一般の中古車
  • 価格は安めのものが見つかりやすい
  • 保証の有無や中身は店ごとに違う
  • 並行輸入車や左ハンドルが混ざることもある

『中古なら並行輸入でも安ければいいかな』と思う方もいるかもしれません。

ただ、中古で長く乗るほど、整備の記録や部品の手配のしやすさが効いてきます。正規輸入車で記録がそろっている車を選んでおくと、手放す時の説明もしやすいですよ。

認定中古車の保証の中身は時期で変わることがあるため、ここでは細かい内容を書いていません。比べ方は認定中古車は高い?保証と一般中古車の違いで見られます。

今の価格帯を確かめたい方は3シリーズの新車価格一覧もどうぞ。

BMW 3シリーズ買いたいドットコム

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

BMW 3シリーズに左ハンドルはありますか?

現行の日本仕様は全モデル右ハンドルで、左ハンドルの設定はありません。新車で左ハンドルに乗りたい場合は並行輸入になります。中古では左ハンドルの個体もありますが、正規輸入車か並行輸入車かは車ごとに確かめてみてください。

並行輸入の3シリーズはBMW CAREの対象になりますか?

BMW CAREは正規ディーラーで買う新車に付くものです。並行輸入車は販売業者の独自保証が中心になるので、保証の期間と範囲を書面で確かめておきましょう。

3シリーズはどこの国で作られていますか?

主な生産拠点はドイツのミュンヘン工場として知られ、ほかの国の工場でも作られていると報じられています。1台ごとの生産工場は、車台番号をもとに販売店で確認してもらうのが確実です。

並行輸入の新車は正規ディーラーより安いですか?

車両本体だけなら安く見えることもありますが、3年分の保証や点検整備、日本向けの装備を足すと差が縮まることもあります。3年間で払う合計で比べてみてください。

大手の輸入車販売グループの店で買っても保証は同じですか?

BMW正規ディーラーで買う新車なら、運営会社が違ってもBMW CAREの中身は同じです。値引きや下取り、在庫は店ごとに違うので、複数の店で見積もりを比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 現行3シリーズの日本仕様は全モデル右ハンドル・8速AT
  • 正規ディーラーの新車にはBMW CARE(新車保証3年・走行距離無制限+サービス・インクルーシブ3年)が付く
  • 並行輸入は保証・装備・売る時の評価が変わるので、3年間の合計で比べる
  • 生産工場は車台番号から販売店で確認してもらうのが確実
  • 正規ディーラーは運営会社ごとに値引きや在庫が違う
BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

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