BMW 3シリーズの新車保証とBMW CARE|中身と延長の考え方

正規ディーラーのサービス工場で点検を受けるセダンと整備記録

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3シリーズの見積もりに「BMW CARE」「延長保証」と並んでいると、どこまでが最初から付いているのか迷いますよね。

結論から言うと、正規ディーラーで買う3シリーズの新車には、BMW CAREが無償で付いています。新車保証3年(走行距離無制限)と、点検整備がセットになったBMWサービス・インクルーシブ3年が中心です。

この記事では、BMW CAREで何がカバーされるのかと、4年目以降をどう考えるかを表で確かめていきます。

目次

3シリーズの新車保証はどうなっている?

先に結論

3シリーズの新車には、BMW CAREが標準で付きます。新車保証3年(走行距離無制限)、ロードサイド・アシスタンス3年、BMWサービス・インクルーシブ3年の3つがセットです。

BMW CAREは2023年4月に始まった仕組みで、公式価格表では新車全モデルに無償で付く内容として書かれています。

まずは中身を一覧で見てみましょう。

BMW CAREの中身期間どんなものか
新車保証3年(走行距離無制限)部品の不具合を無償で直してもらえる保証
ロードサイド・アシスタンス3年故障やトラブルで走れなくなった時の支援
BMWサービス・インクルーシブ3年エンジンオイル・フィルター交換などの点検整備と部品交換

出典はBMWジャパン公式価格表(2026年3月生産分)とメディアの記載です。

BMW CAREは、318iからM340i xDrive、PHEVの330eまで、正規ディーラーで買う新車の全モデルが対象です。グレードや装備で中身が変わることはありません。

見積書には別の行として出てこないこともあるので、『保証の欄が見当たらない』と思ったら、担当者に聞いてみてください。

『走行距離無制限って、本当にたくさん走っても大丈夫なの?』と気になる方もいるはずです。

3年の間なら、走った距離で保証が切れることはありません。通勤や長距離で年間の走行距離が多い方には、うれしいところですよね。

BMWサービス・インクルーシブで無料になるもの

BMW CAREの中で、ふだんの出費にいちばん関わるのがBMWサービス・インクルーシブです。

これは新車保証とは別もので、「壊れた時」ではなく「定期的な手入れ」のための仕組みなんです。

比べる点新車保証BMWサービス・インクルーシブ
目的不具合が出た時の修理決まった時期の点検と交換
例部品の故障エンジンオイル・フィルター交換など
期間3年(走行距離無制限)3年
受ける場所BMW正規ディーラーBMW正規ディーラー

3シリーズは、メーターなどの表示で点検の時期を知らせてくれます。表示が出たら正規ディーラーに予約して、点検を受ける流れです。

表示の意味や時期の目安は点検時期とメンテナンスの表示で詳しく書いています。

対象かどうかは事前に聞きましょう

点検のついでに頼んだ作業が、サービス・インクルーシブの対象外になることもあります。作業の前に「これは無料の範囲ですか?」と聞いておくと安心です。

BMW 3シリーズのBMW CAREの中身

保証で直らないものもある?

ここは誤解しやすいところです。

新車保証は、部品の不具合を直すためのものです。使っていれば減っていく部品や、事故・使い方による傷みは、一般に保証の対象外とされることが多いんです。

保証の対象かどうか迷いやすいもの
  • タイヤ(3シリーズは現行もランフラットタイヤ)の摩耗やパンク
  • ワイパーやブレーキパッドなど、減っていく部品
  • 事故やぶつけた傷、飛び石によるガラスの傷
  • 社外品のパーツを付けたことによる不具合
  • 指定された点検を受けていなかったことによる不具合

細かい範囲は保証書と販売店の説明で決まるので、ここでは一般的な考え方だけをまとめています。

例えば、こんな会話になることがあります。

「ブレーキの警告が出たので見てもらえますか?」

「パッドの摩耗なので、交換は保証ではなく有料になります」

消耗品の交換が有料なのは、国産車でも同じですよね。驚かないように、どこからが有料かを先に聞いておきましょう。

ただ、3シリーズはランフラットタイヤなので、タイヤ代は一般的なタイヤより高くなりやすいと言われます。保証とは別の出費として、頭に入れておくと安心です。

タイヤの交換費用の考え方はランフラットタイヤの交換費用で見られます。

故障した時はどう動けばいい?

『もし高速道路で止まってしまったら…』と考えると、ちょっと怖いですよね。

そんな時のために、BMW CAREにはロードサイド・アシスタンスが3年分含まれています。走れなくなった時に、支援を頼める仕組みです。

走行中にトラブルが出た時の流れ
  1. 安全な場所に止めて、ハザードを出す
  2. 高速道路なら車の外の安全な場所に移る
  3. 警告灯の色と表示を確かめる
  4. ロードサイド・アシスタンスか正規ディーラーに連絡する
  5. 指示に沿ってレッカーや修理の手配を進める

自分で入っている任意保険にも、ロードサービスが付いていることがありますよね。

どちらを使うか迷ったら、まず正規ディーラー側の窓口に連絡するのがおすすめです。そのまま正規ディーラーへの入庫まで話がつながりやすいからです。

連絡先は、車検証入れの書類や正規ディーラーからの案内に載っています。納車の時に、スマホに登録しておくと安心です。

警告灯の色ごとの意味は警告灯・警告音の意味と対処で詳しく書いています。

自己判断で走り続けない

赤い警告灯が出たまま走り続けると、傷みが広がることもあります。保証で直せたはずの修理が大きくなる前に、早めに連絡しておきましょう。

保証をしっかり受けるために気をつけたいこと

保証は「付いているだけ」では十分に生かせないこともあります。

ふだんの使い方しだいで、いざという時の話がスムーズになるんです。

『点検の案内が来ても、つい後回しにしちゃう…』という方もいるかもしれません。サービス・インクルーシブの3年間は点検整備が含まれているので、遠慮なく使っておきましょう。

気をつけたいこと理由
点検の表示が出たら早めに予約する指定の点検を受けた記録が残る
整備は正規ディーラーで受ける記録がBMWのシステムに残りやすい
社外パーツは付ける前に相談する不具合の原因になると対象外になることも
不具合に気づいたら早めに見せる保証期間内に記録を残せる
点検の記録と書類を保管する売る時や中古で保証を引き継ぐ時に役立つ

特に、保証期間の終わりが近い時は要注意です。

「なんとなく異音がする」と感じたら、3年の期限が来る前に一度見てもらってください。期限内に記録を残しておくと、話が進めやすくなることもありますよ。

整備記録がきちんとそろっている車は、売る時にも見られ方が変わると言われます。手放す時の考え方は3シリーズのリセールバリューで見られます。

4年目以降はどうする?延長保証の考え方

『3年たったら保証が切れるの?』と不安になる方も多いはずです。

BMW CAREの新車保証は3年です。4年目以降も保証を続けたい時は、有償の延長保証を付けることになります。

BMWには、BMW CAREの上位にあたる有償のプラン(BMW CARE GOLD/BMW CARE PLATINUM)があります。延長保証やサービス・インクルーシブを5年目まで延ばす内容と紹介されています。

年数標準のBMW CARE有償プランを付けた場合(考え方)
1〜3年目新車保証・サービス・インクルーシブ同じ
4年目保証なし(修理は自己負担)延長保証でカバー
5年目保証なし(修理は自己負担)延長保証でカバー

上位プランの最新の中身と価格は、時期で変わることがあるため、ここでは金額を出していません。見積もりの時に、販売店で最新の内容を出してもらってください。

BMW 3シリーズの保証の年数と延長保証の考え方

延長保証を付けたほうがいい人

延長保証は、全員に必要なものではありません。

付けておくと安心な人
  • 5年以上乗るつもりの人
  • 年間の走行距離が多い人
  • 急な修理代をなるべく避けたい人
付けなくてもいい人
  • 3年で乗り換える予定の人
  • 残クレで3年後に返すつもりの人
  • 修理代を貯金で用意できる人

『輸入車は保証が切れたら修理代が高いって聞くけど…』と心配になる方もいますよね。

確かに、部品代や工賃は車と症状で大きく変わり、決まった相場はありません。だからこそ「急な出費に備えるお金」と考えて、延長保証の価格と比べてみるのがおすすめです。

商談では、こんなふうに聞いてみると比べやすくなります。

「5年目まで延長した場合と、3年で終える場合の総額を両方出してもらえますか?」

「延長保証は、契約した後からでも付けられますか?」

付けられる期限が決まっていることもあるので、新車の契約時に確かめておくと安心です。

3シリーズは初回の車検が新車登録から3年後です。そこで乗り換えるか乗り続けるかを、契約の時点である程度決めておくと選びやすいですよ。

長く乗った時の修理費の目安は何年・何万km乗れるかで詳しく見られます。

保証は値引きや見積もりとどう関係する?

延長保証や上位プランは、見積書では「付属品」や「その他費用」の欄に入ることがあります。

ここが大事なところです。値引きの比べ方に関わるからなんです。

見積書の欄入りやすいもの比べる時のポイント
車両本体BMW CARE(標準で含まれる)追加の費用はかからない
付属品・その他延長保証、上位プラン、コーティング付けた場合と付けない場合の両方で比べる
諸費用登録の代行費用など内訳を出してもらう

A店は延長保証込み、B店は無しの見積もりだと、総額だけ見てもどちらが得か分かりません。

同じ条件にそろえてから値引きを比べるのがコツです。交渉の順番は3シリーズの値引き相場と交渉の順番にまとめています。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古の3シリーズの保証はどうなる?

中古で買う場合は、保証の考え方が少し変わります。

新車から3年以内の車なら、新車保証の残りが残っていることもあります。ただ、残りを引き継げるかどうかは、手続きや条件で変わるんです。

中古で買う時の保証の確かめ方
  1. 新車登録の年月を車検証で確かめる
  2. 新車保証とサービス・インクルーシブの残り期間を販売店に聞く
  3. 引き継ぎの手続きが必要かを確かめる
  4. 販売店の独自保証の期間と範囲を書面でもらう
  5. 正規ディーラーでの整備記録があるかを確かめる

正規ディーラーが扱うBMW認定中古車には、保証が付いて売られます。中身は認定中古車の保証と一般中古車の違いで比べています。

また、並行輸入車にはBMW CAREは付きません。正規ディーラーと並行輸入の違いは正規ディーラーと並行輸入の比べ方で詳しく書いています。

よくある質問

BMW 3シリーズの新車保証は何年ですか?

BMW CAREの新車保証は3年で、走行距離は無制限です。ロードサイド・アシスタンス3年とBMWサービス・インクルーシブ3年もセットで付きます。

BMW CAREはお金を払って付けるものですか?

公式価格表では、新車全モデルに無償で標準付帯すると書かれています。お金がかかるのは、4年目以降まで延ばす上位プランや延長保証を付ける場合です。

オイル交換は無料ですか?

BMWサービス・インクルーシブの3年間は、エンジンオイル・フィルター交換などの点検整備が含まれます。対象かどうか迷う作業は、頼む前に正規ディーラーで確かめてみてください。

タイヤのパンクは保証で直りますか?

タイヤの摩耗やパンクは、一般に保証の対象外とされることが多いです。細かい範囲は保証書と販売店の説明で確かめるのが確実です。

BMW CAREはいつから始まりましたか?

2023年4月に始まりました。それ以前に登録された3シリーズは保証の中身が違うことがあるので、中古で買う時は登録年月と保証の内容を確かめてみてください。

中古で買っても新車保証は残りますか?

新車から3年以内なら残っていることもありますが、引き継げるかは条件と手続きで変わります。購入前に残り期間と手続きを販売店で確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 3シリーズの新車にはBMW CAREが無償で付く
  • 新車保証3年(走行距離無制限)、ロードサイド・アシスタンス3年、サービス・インクルーシブ3年がセット
  • 消耗品や事故の傷は一般に保証の対象外
  • 4年目以降は有償の延長保証・上位プランで延ばせる
  • 見積もりは延長保証の有無をそろえてから比べる
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BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

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