BMW 3シリーズE90・E46の中古|安い理由と買う前の注意点

中古車展示場に並ぶ銀色のスポーツセダン

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中古車サイトでE90やE46の3シリーズを見ると、思った以上に安くて驚きますよね。『この値段でBMWに乗れるなら…』と気持ちが動く方も多いはずです。

結論から言うと、E90・E46が安いのは、車の魅力が無いからというより、年数と修理費の読みにくさが価格に表れているからです。状態の良い個体を選び、買ったあとの整備費を残しておけば、今でも楽しめる世代です。

この記事を読むと、2つの世代の違いと、買う前に見ておきたい点が分かります。

目次

E90とE46はいつの3シリーズ?

『E90とE46って、どっちが新しいの?』と混ざりやすいですよね。E46が4代目、E90が5代目です。

先に結論
  • E46=4代目(1998年7月に日本で発売)
  • E90=5代目のセダン(2005年に日本で発売)
  • E90の世代はE91ツーリング・E92クーペ・E93カブリオレまでそろう
  • どちらも年数がたった中古で、状態の個体差がとても大きい
世代型式日本発売この世代の特徴
4代目E461998年7月(318i/328iが先行)コンパクトは2001年導入、2004年に1シリーズへ移行
5代目E90(セダン)/E91(ツーリング)/E92(クーペ)/E93(カブリオレ)2005年ランフラットタイヤを採用し、スペアタイヤを廃止
6代目F30/F31/F342012年1月発表E90の次の世代

型式と年はWikipedia日本語版と大手自動車メディアの記載をもとにしています。E90の日本発売の月は、資料によって書き方がそろっていません。

「bmw 3シリーズ(e90)」のように括弧付きで書かれるのも、このE90のセダンのことです。前後の世代とのつながりは 3シリーズの歴代モデル一覧 で見られます。

E90・E46の中古がここまで安い理由

E46は1998年、E90は2005年の世代です。今の3シリーズの新車がセダン688万〜992万円(2026年7月以降モデル・税込)なのを考えると、価格差に驚きますよね。

実は、安くなる理由はある程度はっきりしているんです。

理由どういうことか
年数がたっているE46は登場から25年以上、E90も登場から20年ほどたつ
税金が重くなる初度登録から13年を超えたガソリン車は自動車税・重量税が重くなる
修理費が読みにくいゴムやプラスチックの部品が年数で傷む
保証が付きにくい販売店の保証が短い、または付かない個体もある
買い手が限られる輸入車の古い年式を選ぶ人は多くない

つまり、価格が安い分、買ったあとにお金がかかりやすいということです。車両価格だけで判断しないようにしましょう。

13年超の重課は、E90・E46のほぼすべての個体が当てはまります。具体の税額は排気量と年式で変わるので、車検証で確かめてみてください。

中古の3シリーズ全体が安い理由は 3シリーズの中古はなぜ安いか でも詳しく見ています。

E90・E46の中古が安い理由と買ったあとにかかるお金を並べた図解

E90で気をつけたい故障の傾向

『E90は壊れやすいって聞くけど…』と不安になる方もいますよね。年数がたった車なので、傷みやすい所がいくつかあります。

箇所よく挙がる症状中古で見る所
冷却系ウォーターポンプやサーモスタットの不調、水温の警告冷却系の交換歴が記録簿にあるか
オイル漏れヘッドカバーまわりなどからのにじみエンジン下に油の跡が無いか
ゴム・樹脂部品年数による硬化やひびホース類やブッシュの状態
電装窓や警告灯の不調全部のスイッチを実際に動かす
タイヤランフラットで交換費用が高め残り溝・製造年・片減り

症状はユーザーや整備工場でよく挙がる例です。すべての個体で起きるわけではありません。

E90の世代からランフラットタイヤを採用し、スペアタイヤを廃止しています。タイヤ交換の考え方は 3シリーズのランフラットタイヤ で詳しく見られます。

クーペ・カブリオレはさらに確認を

E92クーペやE93カブリオレは、ドアや屋根まわりの部品が多くなります。E93は屋根の開閉を目の前で何回か試し、雨漏りの跡も見ておきましょう。2ドアの3シリーズの流れは クーペ・カブリオレと4シリーズの関係 にまとめています。

E46で気をつけたい故障の傾向

E46は、E90よりさらに年数がたっています。『もはや旧車に近いのでは?』と感じる方もいるかもしれません。

その感覚、あながち外れていません!E46を選ぶなら、日常の足というより、手をかけながら乗る車と考えたほうが気持ちが楽です。

箇所よく挙がる症状中古で見る所
冷却系樹脂のタンクやホースの傷み冷却系の部品を交換済みか
窓まわり窓の上げ下げが遅い・止まる全部の窓を動かしてみる
内装天井の内張りのたるみ、樹脂のべたつき室内を明るい所でよく見る
足まわりブッシュの劣化による異音段差を越えた時の音
エアコン効きが弱い夏場を想定して冷え方を確かめる

こちらもよく挙がる例で、すべての個体で起きるわけではありません。

E46は、記録簿がそろっているかどうかで安心感が大きく変わります。記録簿が無い個体は、価格が安くても候補から外すのがおすすめです。

E46にはセダンのほか、ツーリング、クーペ、カブリオレ、そして2001年に導入されたコンパクトがあります。コンパクトは2004年から1シリーズに役目を譲ったので、「3シリーズ コンパクト」はE46のものが最後になります。

『せっかくなら珍しい形を』と考える方もいますよね。ただ、台数が少ない形ほど、状態の良い個体に出会うまで時間がかかります。

急いでいない時は、気になる形の在庫をしばらく見続けて、相場の感覚をつかんでから決めるのがおすすめです。焦って選ぶと、記録簿の無い個体をつかみやすくなります。

E90の4つのボディ、どれを選ぶ?

E90の世代は、ボディの形がいちばん多くそろっていた世代です。『セダンとツーリング、クーペで迷う…』という方も多いですよね。

形によって、中古で見ておきたい所も少しずつ変わります。

型式ボディ向いている人中古で特に見る所
E90セダン通勤や家族の送り迎えにも使う台数が多いので、記録簿で絞り込む
E91ツーリング荷物をよく積むテールゲートの開閉、荷室の水の跡
E92クーペ2ドアの見た目が好き長いドアの開閉と、窓の動き
E93カブリオレ屋根を開けて走りたい屋根の開閉、雨漏りの跡

クーペとカブリオレは、この世代を最後に4シリーズへ移りました。3シリーズの名前で2ドアに乗りたいなら、E92・E93が一番新しい選択肢になります。

ただ、台数はセダンのE90が一番多く、比べやすさでもセダンが有利です。形にこだわりが無いなら、まずE90セダンから見てみると探しやすいですよ。

例えば、休日のドライブが中心ならE92やE93も楽しい候補です。家族を乗せる機会が多いなら、後席の乗り降りがしやすいE90やE91のほうが毎日の使い勝手は上です。

形を決めてから探すと早い

在庫の数は形によって大きく違います。先に形を1つか2つに決めておくと、比べる時の迷いが減ります。

E90とE46、選ぶならどっち?

ここが大事なところです。同じ「古い3シリーズ」でも、2つの世代は性格が違います。

E90を選ぶ良さ
  • E46より年式が新しく、部品の傷みが少なめ
  • セダン・ツーリング・クーペ・カブリオレから選べる
  • 台数が多く、比べやすい
E46を選ぶ時の注意
  • E90より年数がたち、手間がかかりやすい
  • 内装の傷みが目立つ個体も多い
  • 販売店の保証が付かない個体がある

例えば、通勤にも使いたいならE90、休日だけ乗ってじっくり手をかけたいならE46、という分け方がしやすいです。

さらに古いE30・E36は、旧車として別の楽しみ方になります。気になる方は E30・E36の旧車 も読んでみてください。

『もう少し予算を足せるなら…』という方は、次の世代のF30も比べてみる価値があります。違いは F30は中古で買いか にまとめています。

買う前に確かめたいことと探し方

E90・E46は、選ぶ順番を決めておくと失敗がぐっと減ります。

E90・E46の中古の選び方
  1. 車両価格とは別に、1年目の整備費を予算に残す
  2. 整備記録簿がそろっている個体に絞る
  3. 冷却系・オイル漏れ・タイヤの状態を実車で見る
  4. 全部の窓・スイッチ・エアコンを実際に動かす
  5. 買ったあとに整備を頼める店を先に探しておく

例えば、お店ではこんなふうに聞いてみると状態がつかみやすいです。

「冷却系の部品は、最近いつ交換していますか?」
「記録簿だと、3年前にウォーターポンプを交換しています」

交換した時期まで答えてもらえる個体なら、ひと安心です!

在庫は地域と時期で入れ替わります。条件を決めてから、まとめて見比べてみてください。

BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、BMW 3シリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

E90・E46の中古を選ぶ手順を並べた図解

買ったあとの維持費はどう考える?

『車両価格は安いけど、毎年いくらかかるの?』というところが気になりますよね。金額は個体の状態で大きく変わるので、項目ごとに考えておくのがおすすめです。

項目E90・E46での考え方
自動車税・重量税13年超の重課で、新しい年式より高くなる
燃料ガソリン車はハイオク指定のモデルが中心
タイヤE90はランフラットの交換費用を見込む
整備冷却系・ゴム部品など、年数で出る修理を見込む
任意保険等級や年齢条件で変わる

ランフラットタイヤは、普通のタイヤより交換費用が高くなりやすいタイヤです。E90を買う時は、残り溝が少ない個体なら、近いうちにタイヤ代がかかると考えておきましょう。

「タイヤは次の車検まで持ちそうですか?」と販売店に一言聞いておくだけでも、1年目の出費の見通しが立ちやすくなります。

修理費の目安は 3シリーズの修理費の目安 で、維持費の全体像は 3シリーズの維持費 で確かめられます。

新しい年式も視野に入れるなら、新車の値引きの考え方も 3シリーズの値引き相場 で見ておくと比べやすいですよ。

よくある質問

BMW 3シリーズのE90はいつの年式ですか?

E90は5代目のセダンで、日本では2005年に発売されました。次の世代のF30は2012年1月に日本で発表されています。

E46とE90の違いは何ですか?

E46は1998年に日本で発売された4代目、E90は2005年の5代目です。E90の世代からランフラットタイヤを採用し、スペアタイヤが無くなりました。

E90の中古はなぜこんなに安いのですか?

年数がたち、13年超で税金が重くなること、修理費が読みにくいことが主な理由です。車両価格とは別に整備費を見込んでおくと安心です。

E90は壊れやすいですか?

年数がたった車なので、冷却系やオイル漏れなど傷みやすい所はあります。整備記録簿で交換歴を確かめれば、リスクを下げられます。

E46を今買うのはありですか?

手をかけながら乗るつもりならありです。日常の足としてだけ考えるなら、E90以降の世代のほうが選びやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • E46は1998年の4代目、E90は2005年の5代目
  • 安いのは年数・13年超の税金・修理費の読みにくさが理由
  • E90は冷却系・オイル漏れ・ランフラットタイヤを確かめる
  • E46は旧車に近い感覚で、記録簿のある個体を選ぶ
  • 車両価格とは別に、1年目の整備費を予算に残しておく
BMW 3シリーズ買いたいドットコム

BMW 3シリーズ買いたいドットコム 編集部

BMW 3シリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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