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3シリーズの中古や新車を見比べていると、『同じG20なのに、年式で中身がだいぶ違う?』と感じることがありますよね。実はその通りで、現行型は発売後に何度も手が入っています。
結論から言うと、大きな節目は2022年9月と2024年10月の2回です。2022年は画面とシフトまわりが大きく変わり、2024年は全車がM Sport系にそろいました。
この記事では、改良ごとに何が変わって、価格がいくら動いたかが分かります。
3シリーズの改良はいつ何があった?
まずは時系列で全体をつかんでおきましょう。現行G20(セダン)は2019年3月9日に日本で発売されました。
- 大きな改良は2022年9月20日と2024年10月28日の2回
- 2022年:BMWカーブド・ディスプレイ、シフトレバー廃止、「OK, BMW」
- 2024年:全車M Sport系に整理、M340i xDriveに「M スポーツ・プロ」標準
- 2025年以降は価格改定と限定車・特別仕様車の追加が中心
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2019年3月9日 | G20セダン発売(320i SE/320i/320i M Sport/330i M Sport) |
| 2020年9月17日 | 318i ツーリング追加 |
| 2022年9月20日 | 一部改良(LCI)。カーブド・ディスプレイ化 |
| 2024年10月28日 | さらに一部改良。全車M Sport系に |
| 2025年3月・7月・11月生産分 | 価格改定 |
| 2025年8月5日 | 誕生50周年記念特別限定車(日本専用・計710台) |
| 2026年2月20日 | Edition Shadow追加 |
| 2026年4月15日 | 特別仕様車 FROZEN EDITION |
| 2026年7月 | 一部仕様変更・価格改定 |

2026年7月の仕様変更の細かい中身は、公式の発表をまだ確かめきれていません。気になる方はBMW正規ディーラーで聞いてみてください。
2022年のマイナーチェンジで何が変わった?
『前期と後期、どこを見れば分かるの?』という方は、まず運転席を見てください。一番の変化は画面なんです。
2022年9月の改良で、12.3インチのメーターと14.9インチのコントロール・ディスプレイが一体になった「BMWカーブド・ディスプレイ」が付きました。シフトレバーもなくなり、全車にパドルが付いています。
- 横長のカーブド・ディスプレイ
- シフトレバーがなく、パドル付き
- 「OK, BMW」の音声操作
- Apple CarPlayなどに対応
- メーターと画面が分かれている
- シフトレバーがある
- 画面まわりの操作感は後期と違う
- その分、中古価格は下がりやすい
2022年の改良は、発売から3年半ほどでの大きな手直しでした。内装の画面が一新されたので、中古車を見る時は前期と後期で印象がかなり違います。
この時は、318iや320i Exclusiveといった、M Sport以外のグレードもまだ残っていました。発表時の価格(セダン・税込)は、318iが548万円、318i M Sportが604万円、M340i xDriveが1,040万円です。
2024年の一部改良で何が変わった?
2024年10月28日の改良では、ラインアップがすっきりしました。全車がM Sport系になったんです。
もう一つの変化は、モデルごとの装備の上乗せです。M340i xDriveには「M スポーツ・プロ」が標準になり、330eはオーディオや内装が豪華になりました。
| モデル | 2024年改良で標準になった主な装備 |
|---|---|
| M340i xDrive | M スポーツ・プロ(赤キャリパーのMスポーツ・ブレーキ、ブラック・キドニー、Mライト・シャドー・ライン、Mシートベルトなど) |
| 330e M Sport | harman/kardonサラウンド・サウンド、TVチューナー、アコースティック・ガラス、ヴァーネスカ・レザー・シート |
M340i xDriveは、装備が増えたのに価格が1,040万円から948万円に下がりました。ここは意外に感じる方も多いはずです!
「SE」「スタンダード」「Luxury」「Exclusive」は、今の3シリーズにはありません。中古車の広告でこれらの名前を見たら、2024年改良より前の車だと分かります。
2025年から価格はいくら動いた?
2025年は、仕様より価格の動きが目立った年です。3月・7月・11月と、生産時期ごとに価格が改定されています。
『マイナーチェンジ2025』で調べている方は、この価格の変化が気になっているのかもしれませんね。セダンで並べてみます。
| 時期(セダン・税込) | 318i M Sport | 320d xDrive M Sport | 330e M Sport | M340i xDrive |
|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 改良時 | 604万円 | 678万円 | 710万円 | 1,040万円 |
| 2024年10月 改良時 | 644万円 | 732万円 | 848万円 | 948万円 |
| 2025年3月生産分 | 662万円 | 750万円 | 870万円 | 972万円 |
| 2025年7月生産分 | 678万円 | 766万円 | 876万円 | 978万円 |
| 2025年11月生産分 | 687万円 | 776万円 | 887万円 | 990万円 |
| 2026年7月以降 | 688万円 | 778万円 | 889万円 | 992万円 |

318i M Sportは、2022年の改良時から84万円上がっています。一方でM340i xDriveは、2024年に一度大きく下がってから少しずつ上がる動きです。
例えば、こんな相談はよくあります。
「去年の見積もりより高くなっていませんか?」
「生産時期で価格が改定されているので、今の価格表で計算し直しますね」
前に取った見積もりは、今の価格では使えないことがあります。乗り換えを考えているなら、取り直しておきましょう。
ツーリングの価格はどう動いた?
『ツーリングも同じように上がっているの?』という方もいますよね。ツーリングも、ほぼ同じ流れで少しずつ上がっています。
| 時期(ツーリング・税込) | 318i | 320i | 320d xDrive | M340i xDrive |
|---|---|---|---|---|
| 2024年10月 改良時 | 676万円 | 742万円 | 768万円 | 988万円 |
| 2025年7月生産分 | 706万円 | 772万円 | 798万円 | 1,012万円 |
| 2025年11月生産分 | 715万円 | 782万円 | 808万円 | 1,025万円 |
| 2026年7月以降 | 716万円 | 784万円 | 810万円 | 1,027万円 |
2024年10月の改良時から、318iツーリングは40万円、M340i xDriveツーリングは39万円上がった計算です。ツーリングには330eの設定がない点も、セダンとの違いですね。
中古車の広告に載っている新車価格は、その車が登録された時点の価格です。同じグレードでも改定前後で数十万円違うことがあるので、今の新車価格と比べる時は年式をそろえて見ておきましょう。
価格が上がり続けているので、『もう少し待てば下がるかも』と期待するのは難しいところです。値引きの幅も含めて、今の条件で一度計算してみるのが現実的なんです。
2025年・2026年の限定車と特別仕様車
価格改定のほかにも、見た目の違うモデルがいくつか出ています。
| 名前 | 発表 | 中身 |
|---|---|---|
| 誕生50周年記念特別限定車 | 2025年8月5日 | 日本専用・計710台、セダン698万円から |
| Edition Shadow | 2026年2月20日 | 318i/320i/320d xDriveに設定。M Sportと同じ価格。黒のキドニーとテールパイプ、3シリーズ初の19インチBMW Individualホイール |
| FROZEN EDITION | 2026年4月15日 | M340i xDrive 1,109万円/ツーリング 1,144万円 |
Edition Shadowは、M Sportと同じ価格で選べるのがうれしいところです!詳しくは特別仕様車の違いで比べています。
前期と後期、どちらを選ぶ?
ここが大事なところです。新車なら今の仕様一択ですが、中古なら前期と後期で迷いますよね。
- 大きな画面と音声操作を重視するなら2022年9月以降を選ぶ
- 予算を優先するなら2022年9月より前も候補に入れる
- M340i xDriveなら2024年10月以降は「M スポーツ・プロ」標準か確かめる
- 330eなら2024年10月以降の装備の差を見比べる
- 車検証の初度登録年月で、どの改良の後かを確かめる
新車で選ぶ方は、今の価格(2026年7月以降モデル)で総額を見ておくのが近道です。ツーリングは318iが716万円、M340i xDriveが1,027万円です。
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値引きの考え方は3シリーズの値引き相場と交渉の順番にまとめています。
- 欲しいモデルと、前期・後期のどちらでもよいかを決める
- 新車なら最新の価格表で見積もりを取る
- 中古なら初度登録年月で改良の前後を確かめる
- 同じ条件で新車と中古の総額を並べる
次のフルモデルチェンジは?
『改良が続いたなら、次は全面改良?』と気になる方もいますよね。実は、8代目の新型G50が2026年9月30日に本国で発表されています。
日本の発売時期と価格はまだ発表されていません。現行のG20/G21は新車で販売が続いています。詳しくは新型3シリーズG50とi3で。
現行型の全体像は現行G20・G21の特徴、歴代の流れは3シリーズの歴代モデル一覧から見られます。クーペがなくなった経緯はクーペ・カブリオレの行方にまとめました。
よくある質問
BMW 3シリーズの最新モデルはいつのものですか?
2026年10月時点の最新は、2026年7月に一部仕様変更と価格改定を受けたG20/G21です。セダンは688万〜992万円(税込)です。
2024年のマイナーチェンジで何が変わりましたか?
全車がM Sport系に整理され、M340i xDriveに「M スポーツ・プロ」、330eにharman/kardonやヴァーネスカ・レザー・シートが標準になりました。
2025年にマイナーチェンジはありましたか?
大きな仕様変更より、3月・7月・11月の価格改定が中心でした。8月には日本専用の50周年記念特別限定車(計710台)が出ています。
前期と後期は見た目で分かりますか?
運転席を見るのが分かりやすいです。2022年9月以降は横長のカーブド・ディスプレイが付き、シフトレバーがありません。
改良の直後に買うのと直前に買うのはどちらが得ですか?
直後は最新の装備が手に入り、直前は在庫車の条件を相談しやすい傾向があります。値引きの幅は時期と地域で変わるので、見積もりで比べるのが確実です。
まとめ
- 大きな改良は2022年9月20日と2024年10月28日の2回
- 2022年はカーブド・ディスプレイ化とシフトレバー廃止
- 2024年は全車M Sport系に整理、M340i xDriveは価格が下がった
- 2025年以降は価格改定と限定車・特別仕様車が中心
- 中古は初度登録年月でどの改良の後か確かめる





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